施設紹介
校舎全体HACCP仕様、最先端の施設
「HACCP」とは
食べ物に由来する危害は、可能な限り除去されなければなりません。しかし、食の国際化により材料、製品等が国際的規模で流通し、また、環境汚染、微生物による汚染などの中で、従来行われていた検査では、危害を十分に防止することは困難です。
そこで、もっと効果的な手段として、食品製造工程中に危害防止につながる「重要管理点」をリアルタイムで監視、記録していく「HACCP」が必要となっています。本校では、ISO22000に加え、HACCPを取り入れているのは、単なる調理実習にとどまらず、食品をあらゆる面で管理できる調理師の育成の為だからです。
ISO22000[食品安全マネジメントシステム]
「ISO22000:2018」は、国際標準化機構(International Organization for Standardization)の発行する食品安全マネジメントシステム(Food safety management system)の国際規格です。
食品安全を実現するための要求事項で構成されるこの規格では、トップマネジメントを含めた組織全体の総合的な取り組みが要求されること、食品安全方針・目標に始まり、PRP計画、ハザード分析、HACCPプラン、妥当性の確認、検証及び改善、マネジメントレビューなどが要求されています。